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昨今全国での空室数は800万戸を超え、賃貸市場は激化の一途をたどっています。その中で需要のある地域とそうでない地域の格差は広がっており、またその基準となっているものは数十年来変わらず築年数、間取り、立地からくる家賃相場です。

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私は十数年来賃貸住宅の建築業務に携わってまいりましたが、"いい建物"と"悪い建物"が反映されていない現在の賃貸市場を歯がゆく感じておりました。"いい建物"も"悪い建物"も市場にでると築年、立地で同じような評価を受けてしまいます。"良い建物"とは何がいいのか、"悪い建物"とは何が悪いのか、それをきちんと伝えることで入居者様・オーナー様の"こんなはずじゃなかった"をなくせると思っています。

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今、分譲住宅には"住宅性能表示制度"というものがあります。私たちはその価値観を賃貸住宅にも取り入れその思いを実現していきたいと思っております。

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​株式会社アパリエ建築　代表取締役　園田 洋一郎